10年目の無料セルフ診断
早急に専門業者への相談を。
▶ 今すぐ取るべきアクション
- パワコンのエラーコードをメモする(本体の液晶または取扱説明書で確認)
- 自己判断でのリセット操作は繰り返さない(故障を悪化させる場合があります)
- 発煙・焦げ臭いがある場合はブレーカーを落とし、すぐに専門業者に連絡する
- 無料診断を依頼し、現状を確認してもらう
可能性があります。
▶ 推奨アクション
- モニターで過去3年間の年間発電量を比較し、低下率を確認する
- パワコンのメーカー・型番・設置年を確認し、標準寿命(10〜15年)と照らし合わせる
- 専門業者による無料診断を受け、交換の要否と費用感を確認する
- 補助金・助成金の対象になる場合もあるため、申請可否も確認する
可能性があります。
▶ 推奨アクション
- モニターで過去3年間の年間発電量を比較し、低下率を確認する
- パワコンのメーカー・型番・設置年を確認し、標準寿命(10〜15年)と照らし合わせる
- 専門業者による無料診断を受け、交換の要否と費用感を確認する
- 補助金・助成金の対象になる場合もあるため、申請可否も確認する
原因もあります。原因の特定が先決です。
▶ 推奨アクション
- パネル表面の目視確認(汚れ・割れ・変色がないか)
- 周辺に新たな影の原因(樹木の成長・構造物)がないか確認する
- 専門業者に依頼し、サーモカメラや IV カーブ測定で劣化診断を受ける
- 設置から7年以上経過している場合、メーカー保証の残存確認も行う
原因もあります。原因の特定が先決です。
▶ 推奨アクション
- パネル表面の目視確認(汚れ・割れ・変色がないか)
- 周辺に新たな影の原因(樹木の成長・構造物)がないか確認する
- 専門業者に依頼し、サーモカメラや IV カーブ測定で劣化診断を受ける
- 設置から7年以上経過している場合、メーカー保証の残存確認も行う
ただし、定期点検の計画を立てましょう。
▶ 今後のおすすめアクション
- 年1回のセルフチェック(発電量の記録・パワコンの目視確認)を習慣化する
- 設置から10年が近い場合は、予防的なパワコン点検を検討する
- メーカー保証の期限を確認し、期間内に一度プロの点検を受けておく
- 延長保証プランへの加入で、保証期間終了後も安心を継続できます
設置から10年が経過すると、太陽光発電システムはひとつの節目を迎えます。
パネルはまだ発電しているように見えても、内部では確実に変化が起きています。
「発電量が少し減った気がする」「エラーが出たが自然に消えた」——そういった小さなサインを見逃すと、気づかないうちに毎月数千円単位の発電ロスが積み重なっていることがあります。
この記事では、九州で16,000件以上の施工実績を持つ株式会社PVSが、設置10年前後のシステムに起こりやすいトラブルと対処法を解説します。
「自分のシステムが今どんな状態か」を把握する手がかりにしてください。
この記事でわかること
- パワコンの寿命と、交換が必要なタイミング
- エラー表示が出たときの具体的な対処法
- パネル劣化を自分で確認する方法
- 発電ロスが年間・10年でどれくらいになるか
- 保証期間終了後にできるメンテナンスの選択肢
- 自分でできる定期チェックの方法
パワコンの寿命:10〜15年で交換が必要な理由
パワコンはシステムの中で最も壊れやすい部品
太陽光発電システムの中で、最初に寿命を迎えるのがパワーコンディショナー(パワコン)です。
パネルの設計寿命が25〜30年なのに対し、パワコンの寿命は一般的に10〜15年とされています。 精密な電子部品が集中しているため、経年劣化の影響を受けやすい構造になっています。
なぜ10年で劣化が加速するのか
パワコンは毎日、直流電気を交流電気に変換する作業を繰り返しています。
この過程で内部の電解コンデンサや基板が少しずつ消耗していきます。
特に設置から10年を超えると、以下のような変化が起きやすくなります。
- 変換効率が低下し、発電量が目に見えて減る
- エラーが頻発するようになる
- 異音・異臭が発生する
- 突然停止して発電がゼロになる
宮崎のように高温多湿な環境では、内部部品の劣化が内陸部や北日本より早く進む傾向があります。
「まだ動いている」は安心の根拠にならない
パワコンは故障の直前まで一見正常に動いているように見えることがあります。
しかし内部では変換効率が落ちており、10年前と同じ日照条件でも発電量が10〜20%低下しているケースは珍しくありません。
モニターに異常が表示されていなくても、実態は「じわじわとロスが出ている」状態です。
設置から10年が経過したら、まずパワコンの状態を確認することをおすすめします。
パワコン交換の費用と流れ
交換費用の目安
パワコンの交換費用は、機器の種類や設置状況によって異なります。 以下は一般的な目安です。
| 項目 | 費用の目安 |
|---|---|
| パワコン本体(単機能型) | 15〜25万円 |
| パワコン本体(蓄電池対応型) | 30〜50万円 |
| 工事費(撤去・取付・配線) | 3〜8万円 |
| 合計(単機能型の場合) | 18〜33万円前後 |
※メーカー・容量・設置条件によって変動します。現地調査後に正確な金額をお伝えします。
費用を抑えるポイント
メーカー保証が残っている場合は保証修理を優先
設置から10年以内であれば、メーカー保証が適用される可能性があります。
まず設置時の書類を確認し、保証内容をチェックしましょう。
PVSでは保証申請の手続き代行も対応しています。
後継機種への乗り換えで効率アップも
10年前のパワコンと比べると、現行機種は変換効率が向上しています。
交換を機に最新機種に切り替えることで、発電量の回復だけでなく若干の効率改善も期待できます。
交換の流れ
修理で対応できるか、交換が必要かを現地で判断します。保証が残っている場合は保証修理を優先します。
蓄電池の追加を検討している場合は、対応機種をまとめてご案内することも可能です。
工事当日にすべて完了するのが通常のスケジュールです。
エラー表示が出たときの対処法
まずパワコン本体を確認する
エラーが出たとき、最初にやるべきことはパワコン本体のランプとエラーコードを確認することです。
- 緑点灯・点滅 → 正常動作
- 赤・橙の点灯・点滅 → 異常あり
- 画面にエラーコードが表示されている → コードをメモしておく
エラーコードはメーカーによって意味が異なります。 型番と一緒にメモして業者に伝えると、診断がスムーズになります。
自分で試せる「再起動」
エラーの種類によっては、パワコンの再起動で解消することがあります。
手順は以下のとおりです。
- パワコンの運転スイッチを「切」にする
- 分電盤のパワコン用ブレーカーを落とす
- 10〜15分そのまま待つ(ここが重要)
- ブレーカーを入れ直し、運転スイッチを「入」にする
- 正常運転に戻るか確認する
再起動後にエラーが消えた場合でも、同じエラーが繰り返し出るようであれば部品の故障が疑われます。
一時的に消えても放置せず、早めに点検を依頼してください。
「すぐに業者を呼ぶべき」エラーのサイン
以下のような症状が出ている場合は、再起動を試さずに業者へ連絡してください。
- パワコン本体や配線から焦げたような臭いがする
- 「パチパチ」「バチッ」という放電音がする
- 本体が異常に熱くなっている
- 煙が出ている、または出た形跡がある
これらは感電・火災のリスクがある状態です。
触れずに、電気系統のブレーカーを落としてから連絡してください。
メーカー別の主なエラーコード早見表
| メーカー | コード | 主な意味 | 対応の目安 |
|---|---|---|---|
| パナソニック | E-010 | 通信エラー | 再起動で様子見。繰り返すなら点検 |
| パナソニック | E-31 | 絶縁抵抗低下 | 漏電の可能性あり。すぐに点検依頼 |
| 三菱電機 | E01 | 入力未検知 | 晴天時も発生するなら配線点検 |
| 三菱電機 | E03 | 内部過熱 | 通気確保後に再起動。改善しなければ点検 |
| 日立 | F12 | 内部温度異常 | 設置環境の確認+再起動。繰り返すなら点検 |
| 日立 | F16 | 冷却ファン異常 | ファン交換が必要な可能性あり |
※上記はあくまで目安です。同じコードでもシステム構成によって原因が異なる場合があります。
パネルの劣化を確認する方法
パネルの経年劣化は「正常な範囲」がある
太陽光パネルは年数とともに少しずつ出力が下がります。
これは避けられない現象で、年間0.5〜1%程度の低下は正常の範囲です。
| 設置年数 | 出力の目安 |
|---|---|
| 設置時 | 100% |
| 10年後 | 90〜95% |
| 20年後 | 80〜90% |
| 25年後 | 75〜85% |
問題になるのは、この範囲を大きく超えた低下や、特定のパネルだけが著しく劣化しているケースです。
自分でできる確認:モニターを使った比較
専門機器がなくても、発電モニターのデータを使って劣化を推測する方法があります。
前年同月との比較
- 同じ月の発電量を昨年と比較する
- 差が10%以内なら経年劣化の範囲内
- 20%以上の差があれば、何らかの異常が起きている可能性が高い
パネル
天気と発電量の対応を確認する
- 快晴の日に発電量がいつもより著しく少ない
- 特定の時間帯だけ発電がゼロになる
こうした変則的なパターンが続く場合は、パネル個別の問題(ホットスポット・マイクロクラックなど)が起きている可能性があります。
目に見えない劣化は専門診断が必要
以下の劣化は、見た目ではほぼわかりません。
マイクロクラック(微細なひび割れ)
パネル内部のセルに目に見えない細かいひびが入った状態です。
台風による飛来物の衝撃や、施工時のわずかなストレスが原因になることもあります。
発見にはEL検査(特殊撮影)が必要です。
ホットスポット
一部のセルが異常発熱する現象です。
放置すると火災リスクにつながる可能性もあるため、早期発見が重要です。
サーモグラフィーカメラで温度分布を撮影して確認します。
PID現象(電位誘起劣化)
高温多湿な環境で起きやすい劣化です。 宮崎県を含む九州では特に発生リスクが高く、パネル全体の出力が急激に低下することがあります。
PVSでは、サーモグラフィー・EL検査・I-Vカーブ測定を使ったパネル診断に対応しています。 他社施工のシステムも診断可能です。
発電ロスのシミュレーション
「少しの低下」が積み重なると大きな損失になる
発電量の低下はじわじわと進むため、気づきにくいのが特徴です。
しかし、年間・10年単位で計算するとその影響は無視できません。
以下は、4kWシステムで発電効率が低下した場合の試算例です。
前提条件
- システム容量:4kW
- 通常発電量:年間約4,400kWh(宮崎の日照条件を参考)
- 電気単価:28円/kWh(自家消費分)
※損失は自家消費分のみで試算しています。
売電単価は契約先・プランによって異なるため除外しています
(九州電力の卒FIT買取単価は7円/kWhです)。
| 発電効率の低下 | 年間の発電ロス | 年間の金銭的損失(概算) |
|---|---|---|
| 5%低下 | 約220kWh | 約6,200円 |
| 10%低下 | 約440kWh | 約12,300円 |
| 20%低下 | 約880kWh | 約24,600円 |
※自家消費分(28円/kWh)のみで試算した概算です。売電分は含みません。
10年間放置した場合の累計損失
発電効率が10%低下した状態のまま10年間使い続けた場合、累計の損失は約12万円になります。
20%低下した状態では約24万円になります。
現在の発電量が気になる方は、一度現状を確認してみることをおすすめします。
現在の発電量が気になる方は、一度現状を確認してみることをおすすめします。
劣化は年々加速します。
効率低下に加えて急な故障で発電がゼロになるリスクも高まるため、早めの対応のほうが長期的なコストを抑えやすい傾向があります。
「今すぐ交換すべきか」の判断基準
以下に当てはまる項目が多いほど、早めの対応を検討してください。
- 設置から10年以上経過している
- 前年同月比で15%以上発電量が落ちている
- エラーが月に複数回出ている
- パワコンから異音・異臭がする
- モニターを確認したら設置当初より明らかに少ない
保証期間が切れた後にできること
保証期間の基本的な考え方
太陽光発電システムには、複数の保証が存在します。
| 保証の種類 | 一般的な期間 | 対象 |
|---|---|---|
| パネル出力保証 | 25〜30年 | 一定以上の出力維持を保証 |
| パネル製品保証 | 10〜15年 | 製品の欠陥・故障 |
| パワコン保証 | 5〜10年 | 機器の故障 |
| 施工保証 | 1〜10年(業者による) | 施工不良 |
多くの家庭では、設置から10〜15年経過した頃にパワコン保証と施工保証が終了しています。
保証が切れても「できること」はある
保証期間が終わっても、システムの維持・改善には複数の選択肢があります。
有償修理・交換
保証外でも部品の修理や交換は可能です。
メーカーの部品供給が続いている間は、費用を払えば修理対応できます。
第三者メンテナンス業者への依頼
設置業者が廃業・撤退していても、PVSのような専門業者に依頼することができます。 どこで設置したシステムでも診断・修理・交換に対応しています。
定期点検契約
年1〜2回の定期点検を契約することで、異常の早期発見と対応が可能になります。 突然の故障による長期停止リスクを減らすことができます。
蓄電池の追加導入
パワコンを交換するタイミングで、蓄電池対応のパワコンに乗り換えるケースも増えています。 FIT売電が終了した世帯や、停電対策を強化したい場合に検討する価値があります。
「元の業者がいない」場合の対処法
設置業者の廃業・撤退は珍しいことではありません。 そのような場合でも、以下の情報があれば対応可能です。
- 設置時の施工書類・保証書
- パワコンの型番(本体に貼付のシールで確認可)
- 発電モニターのメーカー・型番
書類が手元にない場合でも、現地調査で対応できるケースがほとんどです。 まずはご相談ください。
自分でできる定期チェックの方法
月1回:発電量のモニタリング
最も手軽で効果的な自己点検は、発電モニターを定期的に確認することです。
確認するポイントは次の2点です。
① 前年同月との比較 発電モニターやアプリに履歴が残っている場合は、昨年の同じ月と比較します。 10〜15%以上の差がある場合は要注意のサインです。
② 天気と発電量の対応 晴天が続いているのに発電量が少ない日が目立つようであれば、何らかの異常が起きている可能性があります。
3ヶ月に1回:パワコンのチェック
パワコン本体を目視・聴覚で確認します。
- ランプの色と状態(緑以外は確認)
- 異音の有無(ブーン・カタカタ・ピーなど)
- 異臭の有無(焦げたような臭い)
- 吸気口・排気口のホコリの溜まり具合
吸気口のフィルターが詰まると内部が過熱し、効率低下や故障の原因になります。
ホコリが目立つ場合は、電源を切った状態で柔らかいブラシや掃除機で取り除いてください。
年1回:目視点検(地上から)
屋根に上る必要はありません。地上から双眼鏡などで確認できる範囲でチェックします。
- パネル表面の汚れ・変色
- 鳥の糞・落ち葉などの付着
- パネルの割れ・ひびの有無
- 周辺の樹木が大きくなって影を作っていないか
宮崎は台風の通過が多いため、台風の前後は特に確認してください。 台風後に飛来物がパネルの上に乗っている場合は、屋根に上らず業者に連絡してください。
やってはいけない自己点検
以下の作業は、専門知識のない方が行うと危険です。
- 屋根に上ってのパネル清掃・点検(転落リスク)
- 配線・接続部への接触(感電リスク)
- パワコン内部の開閉・部品交換(感電・火災リスク)
「少しだけ確認したい」という気持ちはわかりますが、高所・電気系統への自己作業はおすすめできません。 気になることがあれば、まず業者に相談するのが最も安全です。
まとめ:設置10年は「点検のタイミング」
太陽光発電システムは、設置から10年が経過すると、機器の劣化・保証の終了・発電ロスの蓄積が重なる時期に入ります。
今すぐ壊れているわけでなくても、現状を把握しておくことが将来の大きな出費を防ぐことにつながります。
PVSが対応できること
- パワコンの診断・修理・交換
- パネルの劣化診断(サーモグラフィー・EL検査)
- 発電データの分析と発電ロスの特定
- 保証申請の手続き代行
- 蓄電池の追加導入
- 設置業者が廃業・撤退した場合のフォロー対応
九州全域・宮崎県内のシステムに対応しています。
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